【今日の言葉】株価は経済の先行きを映す鏡
『株価は経済の先行きを映す鏡』=前週末31日の追加金融緩和を受けて日経平均は30日(木)の水準から11月4日の1万7127円まで約1540円上昇している。今回の追加金融緩和によって長期間モタついて相場を活気づかせた効果は素直に評価できる。
有力な指標銘柄の一つであるトヨタ自動車株価も2013年5月の高値をほぼ1年半ぶりに更新している。投資家心理が好転していることは間違いない。ポイントは、「株価は経済の先行きを映す鏡」といわれるが、果たして、先行き経済のバラ色の姿を映しているかどうかである。
円安は輸出に効果と同時に輸入コストアップのマイナスも含んでいるし、GDPの不振にみられるようにマクロ経済の停滞、消費税10%問題、揺れる国会など経済の先行きは楽観はできない。だから、今回、追加金融緩和策が登場したということだろうが、どこまで経済を持ち上げる効果があるかの確信は持てない。日経平均は経済再生の期待を込めて2007年2月の1万8300円を目指す可能性はあるが、株高に景気がついて来るかどうかが見所となるだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
株価は経済の先行きを映す鏡』=前週末31日の追加金融緩和を受けて日経平均は30日(木)の水準から11月4日の1万7127円まで約1540円上昇している。
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2014-11-04 11:45