アサカ理研はストップ高、エマルションフロー法で純度99.999%のレアアース精製に成功
アサカ理研 <5724> は急反発し、2月7日の年初来高値を上回った。寄り付き直後には80円ストップ高の543円を付けている。
10月31日、アサカ理研と独立行政法人日本原子力研究開発機構(原子力機構)が共同で開発を進めている「エマルションフロー法」により、光学ガラス廃材や低品位レアアース原料から酸処理などで溶出させたレアアースを、純度99.999%まで分離・精製することに成功したと発表した。
従来の「ミキサーセトラー法」と比べるとコストを5分の1以下に抑えることができるうえ、10倍以上の処理速度を実現し、多数の装置を連結して用いるレアアース精製を10分の1以下にコンパクト化させた。
アサカ理研では8月25日に福島県いわき市の研究開発拠点の竣工を明らかにしており、経産省および福島県の大型補助金を活用して、エマルションフロー法の実証プラント試験を進めている。(編集担当:宮川子平)
アサカ理研は急反発し、2月7日の年初来高値を上回った。寄り付き直後には80円ストップ高の543円を付けている。
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2014-11-04 12:15