日経平均は448円高と4連騰、円安一服で伸び悩むも連日で高値更新

 4日の日経平均株価は前週末比448円71銭高の1万6862円47銭と4日続伸して取引を終え、終値としては連日で年初来高値を更新した。  ドル・円の上昇を背景に買いが先行。日経平均は一時1万7000円台を回復し、上げ幅を710円超に拡大した。ただ、ドル・円が113円台半ばでこう着するなど円安にも一服感があって日経平均は伸び悩んだ。  個別では、兼松日産農林 <7961> が兼松 <8020> によるTOB価格を材料視した買いに支えられて急伸。経営統合が報じられた東日本銀行 <8536> と横浜銀行 <8332> も高い。15年3月期業績予想を上方修正した宇徳 <9358> はストップ高。14年9月中間期で2ケタ増益のアプラスフィナンシャル <8589> も物色された。14年9月中間期で計画上ブレのサノヤスホールディングス <7022> も堅調。  半面、15年3月期業績予想の修正で最終赤字に転じたトクヤマ <4043> は売りが先行した。15年3月期利益予想を下方修正したアイティフォー <4743> も軟調。不適切な会計処理の可能性が生じた虹技 <5603> も下落した。(編集担当:宮川子平)
4日の日経平均株価は前週末比448円71銭高の1万6862円47銭と4日続伸して取引を終え、終値としては連日で年初来高値を更新した。
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2014-11-04 15:00