ホクトがシイタケ量産に向け新施設、中間期は営業赤字が拡大
4日引け後、ホクト <1379> が研究施設の建設を発表した。
同社敷地内にシイタケ栽培研究施設を建設。これまでも研究してきたシイタケの量産化・安定供給に向け栽培技術を確立し、試験販売を開始する見通しとした。
同施設は15年7月に建設完了を予定、設備投資額は約10億円となる。ホクトはすでにシイタケの菌株について独自に開発し、品種登録を行っている。
同時に発表されたホクトの今3月期9月中間期業績は、売上高が256億8800万円(前年同期比14.6%増)、営業赤字は17億1200万円(前年同期は13億2000万円の赤字)となった。
主力のきのこ事業において、新工場の通年稼働などで生産量は増加したものの、消費者の生活防衛意識などで販売量・単価がともに計画未達となったという。従来予想との比較では、売上高が3億円超下回り、営業赤字は1億円以上拡大している。
ホクトの4日の終値は、16円安の2022円。(編集担当:片岡利文)
4日引け後、ホクトが研究施設の建設を発表した。
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2014-11-04 21:15