【株式市場】日銀の追加緩和をNY株も好感し日経平均は前週末に続き大幅続伸

◆日経平均の終値は1万6862円47銭(448円71銭高)、TOPIXは1368.65ポイント(35.01ポイント高)、出来高概算(東証1部)は1年5カ月ぶりの52億898万株   4日後場の東京株式市場は、日銀の追加金融緩和を好感する売買が一段と活発化し、東証1部の出来高が50億株を超え、2013年5月24日の59億株以来、1年5カ月ぶりの活況となった。日経平均は590円高の1万7000円前後で一進一退となり、朝方の713円90銭高(1万7127円66銭)には及ばなかったものの、先物への買いも目立つとされ、2007年10月以来の1万7000円台を回復した。   トヨタ自動車 <7203> が07年以来の6800円台に進み、三井不動産 <8801> は今年1月以来の3800円台を回復し、ソニー <6758> は昨年7月以来の2300円台を回復。大手銀行株や証券株、消費者金融株なども軒並み高となり、アステラス製薬 <4503> やキッコーマン <2801> なども高値を更新した。11月末の株主に1対10の株式分割を行なうアドテック プラズマ テクノロジー <6668> (東マ)は急伸し、マンション開発などのプロパスト <3236> (JQS)はストップ高。東映アニメーション <4816> (JQS)も年初来の高値に進んだ。   東日本銀行 <8536> と横浜銀行 <8332> は日本経済新聞による経営統合観測報道を材料に高値を更新した。   東証1部の出来高概算は2013年5月24日の59億株以来、1年5カ月ぶりの活況となり52億898万株(前引けは29億3110万株)、売買代金も5兆4304億円(同2兆9614億円)。1部上場1833銘柄のうち、値上がり銘柄数は1198(同1420)銘柄、値下がり銘柄数は563(同347)銘柄。   また、東証33業種別指数は28業種(前引けは31業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、証券・商品先物、その他金融、海運、輸送用機器、ガラス・土石、電気機器、精密機器、倉庫・運輸、不動産、ゴム製品、保険、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
日経平均の終値は1万6862円47銭(448円71銭高)、TOPIXは1368.65ポイント(35.01ポイント高)、出来高概算(東証1部)は1年5カ月ぶりの52億898万株。
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2014-11-04 16:45