イオンバイクがロードバイクシリーズの新モデル5種を発表、ハンドメイドのカーボンロードバイクも

イオンのグループ会社、イオンバイク(本社・千葉市美浜区)は3日、新商品5種を発表した。世界最大の自転車メーカーとされるジャイアント・グループ(グループ本社・台湾台中市/以下、GIANT)が展開するイオン専売ブランドのモーメンタム(momentum)のロードバイクシリーズ「iWant」の新モデル5種だ。イオンバイクは今年で3回目となる家族向け自転車レース「AEON BIKEエンデューロ2014」に合わせて新商品を発表した。(写真提供イオンバイク)
新モデルの内2モデルの「iWant RC105」と「iWant RC Tiagra」は、momentumとしては国内展開初のカーボンロードバイクだ。1台ずつハンドメイドされたカーボンフレームは軽量かつ高剛性という特徴がある。
momentumを製造するホダカ・リテールビジネスユニットの布田貴裕氏によると、「今まではカジュアルライド向けの商品を多く展開してきたが、昨今求められているスポーツ性の高いロードバイクの需要の高まりに応えた」、「今までロードバイクを乗ってきた方にも耐えうる仕様。」という。
また、上級モデルの「iWant RC 105」も、税込み価格19万9584円と、20万円を切った価格設定になっていることも特徴だ。
その他の3モデルは従来品と比べ「進化型」のアルミロードバイクだ。「iWant R Tiagra」、「iWant R Claris」はこれまで以上に軽量化を重視し、フロントフォークにカーボン素材を採用した。「iWant R 24」はフレームサイズが350mm、ハンドル幅が360mmと小さめの設計で、他のロードバイクではサイズが合わない小柄な人も、十分に検討に値するモデルだ。
イオンバイク株式会社商品本部商品開発グループ時田歩氏によるとイオンバイクのスポーツバイクの「販売は順調に伸びている」という。適度の自転車利用は比較的無理なく有酸素運動ができ、心肺機能を高める効果があるとされている。家族や友人と楽しみながら運動ができるというのも、自転車が注目を集めている一因と言えそうだ。
イオンバイクによると、高まりつつある自転車需要に対応して、スポーツバイク初心者やG.G.世代(シニア層)向けに高性能、高付加価値な商品を強化していくという。
イオンは2014年11月から15年1月までの年末年始の10週間を「サプライズ!10WEEKS」として、「大切な人を楽しませる商品群」の提案に、特に力を入れている。今年3回目となるイオンバイクの「AEON BIKEエンデューロ2014」も「サプライズ!10WEEKS」の一環で、家族で楽しむ自転車レースをテーマとした。
レースなど、イベントは千葉県立幕張海浜公園特設会場で実施。参加者は約600人で、ギャラリーも多数。自転車をキーワードに「スポーツの秋」を満喫する人で、会場はにぎわった。
当日は安田大サーカスの3名がゲストとして登場、「自転車芸人」を自称する団長安田はレースにも参加した。イオンバイクの新商品については「カーボン製で20万円を切る値段にびっくり。初心者向け、さらに上級を目指すきっかけの1台に」と、集まった人々に推薦した。(編集担当:中山基夫)
イオンのグループ会社、イオンバイク(本社・千葉市美浜区)は3日、新商品5種を発表した。世界最大の自転車メーカーとされるジャイアント・グループ(グループ本社・台湾台中市/以下、GIANT)が展開するイオン専売ブランドのモーメンタム(momentum)のロードバイクシリーズ「iWant」の新モデル5種だ。
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2014-11-04 17:45