現代と起亜、米国での「燃費表示誇張」 罰金支払いで一件落着=中国メディア

 韓国の現代自動車および現代の子会社である起亜自動車が米国で燃費表示を誇張していたことについて、中国メディアの新浪財経は4日、現代および起亜自動車が1億米ドル(約113億円)の罰金を支払うことで米環境保護局(EPA)と合意したと伝えた。  記事は、現代および起亜自動車が1億米ドルを支払うことで「EPAのほか、米司法省やカリフォルニア州大気資源局と和解に至った」とし、燃費表示の誇張問題に対する調査終了を意味すると伝えた。  続けて、米国政府側の発表として、「現代および起亜自動車は同様の問題の再発防止に向けて5000万米ドル(約56億8000万円)を投資するほか、温室効果ガス規制に向けて積み立てていた負担金のうち2億米ドル(約227億円)分を放棄する」などと紹介した。  また記事は、「燃費が良く、低価格な自動車に対する需要を背景に、現代および起亜自動車は米国での販売台数を伸ばしていた」と紹介する一方、2012年11月に現代、起亜が燃費性能を「最低でも1ガロン当たり1マイル」以上、誇張していたことを認めたと伝えた。  現代および起亜自動車がEPAと和解に至ったことについて、現代自動車の米国法人の責任者が「一段落ついたことを嬉しく思う」と述べたことを紹介する一方、現代自動車側が「燃費性能のテストは米国の基準と合致していたが、データ処理にミスがあった」と主張していると紹介した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
韓国の現代自動車および現代の子会社である起亜自動車が米国で燃費表示を誇張していたことについて、中国メディアの新浪財経は4日、現代および起亜自動車が1億米ドル(約114億円)の罰金を支払うことで米環境保護局(EPA)と合意したと伝えた。 (イメージ写真提供:123RF)
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2014-11-04 19:00