中国のロボット産業 「国際競争力の増強」と政府=中国メディア

 中国メディア・広西日報は4日、中国政府・工業信息部の蘇波副部長が3日に「2020年までに国産ロボットのハイエンド市場シェア45%以上を目指す」と語ったことを報じた。  記事は、世界の製造業が自動化、集約化、スマート化、クリーン化へと向かっており、スマート化の主力として産業用ロボットが自動車分野から機械、建材、物流、食品、航空、宇宙、船舶といった分野にまで浸透しつつあると紹介。  そして、蘇副部長が3日に受けた取材で「ロボット産業業界における“標準”の基準や体系などを制定するとともに、ロボット産業への資金面、政策面でのサポート強化によって、産業の健全な発展を支える」とし、同部がロボット技術発展にかんするロードマップやロボット産業分野の第13次5カ年計画の制定に乗り出すことを明らかにしたと伝えた。  蘇副部長はそのうえで、20年までに産業用ロボットの"産業体系”を構築し、業界や企業の技術革新能力や国際競争力を顕著に増強させることを目指すとした。また、ハイエンド市場における国産ロボットシェアを45%に到達させ、国際的な建設事業、国民経済や社会の発展におけるニーズにこたえるとの目標を示した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)Amnarj Tanongrattana/123RF.COM)
中国メディア・広西日報は4日、中国政府・工業信息部の蘇波副部長が3日に「2020年までに国産ロボットのハイエンド市場シェア45%以上を目指す」と語ったことを報じた。(イメージ写真提供:(C)Amnarj Tanongrattana/123RF.COM)
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2014-11-04 23:00