ユニチカが買い先行、中間期大幅赤字で構造改革の進展に期待
ユニチカ <3103> が買い先行。午前9時8分に、2円高の51円まで上昇している。
同社は4日引け後、今3月期の9月中間期業績予想を開示。従来は中間期計画を未定としていたが、売上高は776億円(前年同期比0.9%減)、営業利益は31億円(同0.6%減)の予想とし、最終損益は220億円の赤字(前年同期は16億4800万円の黒字)と見通した。
売上高と営業利益はおおむね前年同期並みとなったが、事業構造改革費用として190億円、固定資産の減損損失16億円を計上することなどで、最終損益は大幅赤字となる。
ただし、同社は通期予想を5月に発表しており、370億円(前年同期は5億8000万円の黒字)の最終赤字を見通している。中間期の赤字決算で事業構造改革が順調に進展しているとの見方が買いにつながったもようだ。(編集担当:片岡利文)
ユニチカが買い先行。午前9時8分に、2円高の51円まで上昇している。
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2014-11-05 09:45