ブラザーは上伸、15年3月期業績予想の再上方修正が株価の支え

 ブラザー工業 <6448> が買われ、午前9時49分には30円高(1.47%高)の2075円を付けた。4日引け後に14年9月中間期の決算を発表し、同時に15年3月期(通期)業績予想を上方修正した。同社にとって今期予想の上方修正は2度目。  中間期の売上高は前年同期比12.6%増の3246億7200万円、営業利益は同54.7%増の299億6200万円だった。国内は消費税率引き上げによる反動減があったものの、その他の地域では通信・プリンティング機器が堅調に推移し、産業機器は中国のIT関連顧客向けの出荷が好調だった。  通期業績予想は、売上高を6800億円から7000億円(前期比13.5%増)、営業利益を500億円から530億円(同22.4%増)に引き上げた。産業機器はIT関連顧客からの需要拡大が続く見通しで、家庭用ミシンは新製品の投入効果が期待される。前提為替レートは1ドル=105円(従来は100円)に見直した。1ユーロ=138円は変更していない。(編集担当:宮川子平)
ブラザー工業が買われ、午前9時49分には30円高(1.47%高)の2075円を付けた。
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2014-11-05 09:45