ホクトがもみ合い、中間期営業赤字が拡大、シイタケ栽培に参入
ホクト <1379> が朝方に売られた後、買い戻されてプラスに転換。午前9時46分に16円高の2038円まで上昇するなどもみ合っている。
同社は4日引け後、今3月期9月中間期決算と研究施設の建設を発表し、買い材料・売り材料の綱引きとなった。
今3月期9月中間期業績は、売上高が256億8800万円(前年同期比14.6%増)、営業赤字は17億1200万円(前年同期は13億2000万円の赤字)で着地した。
主力のきのこ事業において、新工場の通年稼働などで生産量は増加したものの、消費者の生活防衛意識などで販売量・単価がともに計画未達となった。従来予想との比較では、売上高が3億円以上の未達となり、営業赤字は1億円超拡大している。
一方、ホクトはシイタケ栽培研究施設を建設する計画についても発表している、シイタケの量産化・安定供給に向け栽培技術を確立し、試験販売を開始する見通しとした。
同施設の設備投資額は約10億円となり、15年7月の建設完了を予定。ホクトはすでにシイタケの菌株について独自に開発し、品種登録を行っている。(編集担当:片岡利文)
ホクトが朝方に売られた後、買い戻されてプラスに転換。午前9時46分に16円高の2038円まで上昇するなどもみ合っている。
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2014-11-05 10:00