船井電機は続急伸、中間期は計画超過、通期は経常益14億円予想に上方修正

 船井電機 <6839> は3日続伸し、午前9時38分には217円高(21.61%高)の1221円を付けた。朝方の買いが一巡したあとも高値圏を維持しており、午前10時30分時点で東証1部では値上がり率トップ。4日引け後に発表した14年9月中間期の決算や15年3月期(通期)業績予想の上方修正が刺激材料になった。  中間期の売上高は前年同期比3.9%増の1158億800万円、経常利益は同28.8%増の27億8500万円で着地し、従来計画(経常利益で4億円)を大幅に上回った。液晶テレビの大型化に加え、米国の年末商戦向け出荷が順調に推移した。また、売れ筋商品への品目数の絞り込みで効率化を図ったことも奏功。円安による為替差益も利益を押し上げた。  通期業績予想は売上高を2000億円から2030億円(前期比13.3%減)に上方修正。営業利益は従来予想を据え置いたが、経常利益は4億円から14億円(前期は22億5300万円の赤字)に増額した。円安による影響を織り込んでいる。(編集担当:宮川子平)
船井電機は3日続伸し、午前9時38分には217円高(21.61%高)の1221円を付けた。
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2014-11-05 10:45