出光興産が続落、原油安影響で通期計画を下方修正
出光興産 <5019> が続落。前場に72円安(3.4%安)の2074円まで売られてる場面があった。
同社は4日引け後に、今3月期の9月中間期業績を開示。同時に発表した通期業績予想の下方修正などが売り要因となった。
売上高は2兆4160億4500万円(前年同期比2.9%増)、営業利益は435億8000万円(同15.3%減)となった。原油価格の下落が響き、売上高は従来予想と比較して約240億円減額したが、石油製品マージンの拡大などから営業利益は86億円近くの上積みとなった。
一方、通期計画に関しては、売上高が5兆1400億円から5兆円(前期比0.7%減)の減収予想に転じ、営業利益も800億円から670億円(同14.3%減)へと一転、減益予想に修正している。原油安が大きく影響すると見込んでおり、通期の前提レートはドバイ原油価格で105ドルから96.9円に変更している。(編集担当:片岡利文)
出光興産が続落。前場に72円安(3.4%安)の2074円まで売られてる場面があった。
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2014-11-05 12:15