[ベトナム株]メトロ運営人材確保に向け日本等で1000人研修
ホーチミン市都市鉄道案件管理委員会は、同市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)の2018 年の完成及び2019年の開業に向け、同路線を運営する「ホーチミン市都市鉄道有限会社(仮称)」設立案の策定を進めている。
関係機関からの意見聴取、また政府の承認を経て正式に設立され、企業形態は政府全額出資となる見通しだ。これに伴い、同案の一環として約1000人の幹部・技術者を育成するための海外研修を行う計画。研修先は日本、韓国、シンガポールの3か国で、2015年初頭から基幹人材となる幹部・技術者の送り出しを開始する。
新会社の人材は、都市鉄道事業に携わっている既存の人材、及びホーチミン市交通運輸大学、鉄道短期大学の卒業生といったリソースから集め、同路線の運行当初は日本人専門家が直接指導に当たる予定。従業員に支払う給与は、まずは運賃と政府からの補助金で賄い、将来的には店舗用小売スペースの賃貸などで収入を拡大し、財政的独立を図っていく。(情報提供:VERAC)
ホーチミン市都市鉄道案件管理委員会は、同市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)の2018 年の完成及び2019年の開業に向け、同路線を運営する「ホーチミン市都市鉄道有限会社(仮称)」設立案の策定を進めている。
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2014-11-05 16:15