森永菓、営業益は中間期に大幅増額、下期は実質減額
森永製菓 <2201> が5日引け後、今3月期の9月中間期業績を発表し、通期業績予想を修正した。
中間期業績は、売上高は従来予想から約12億円増額となり、889億9300万円(前年同期比9.5%増)に拡大。営業利益は5億円の計画を大きく上回る22億6600万円(同8.3%増)となり、営業増益に転じている。
主力である食料品製造が予想よりも伸びたことに加え、原材料価格の上昇が予想より下回ったこと、広告宣伝費の下期へのシフトなどが寄与したという。
一方、通期予想については、健康部門や海外の販売計画を引き下げることで、売上高を減額。1787億円から1777億円(前期比8.0%増)に修正した。営業利益は、従来予想の35億5000万円から増益予想となる43億円(同11.4%増)に上積みしたものの、下期のみで見ると下方修正している。
森永菓の5日の終値は、2円高の235円。同社株は10月7日に242円の年初来高値を付けている。(編集担当:片岡利文)
森永製菓が5日引け後、今3月期の9月中間期業績を発表し、通期業績予想を修正した。
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2014-11-06 06:30