中間決算集計速報PART3 強気の上方修正に踏み切った銘柄は=金山敏之
3月決算企業の中間決算発表が本格化しています。そうしたなかTOPIX500採用の3月期決算銘柄でみると先月31日が決算発表のピークとなり、一日で100社近い企業が決算を発表しました。そこで今回はTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に31日の決算を早速集計してみました。その結果をみると28社と下方修正の16社を大きく上回る数の企業が上方修正に踏み切っています。
そのなかでもマーケットの期待を上回る強気の上方修正を行ったのがコマツ <6301> やパナソニック <6752> 、アルプス電気 <6770> 、三菱地所 <8802> などで、三菱地所が日銀の追加緩和の影響もあって15%高となるなど、こうした銘柄では株価が好反応をみせています。しかし、トクヤマ <4043> はコンセンサス予想を上回る水準まで営業利益の予想を引き上げたものの、減損損失の計上で最終赤字となる見通しとなったことから株価は急落しています。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
今回はTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に31日の決算を早速集計してみました。その結果をみると28社と下方修正の16社を大きく上回る数の企業が上方修正に踏み切っています。
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2014-11-05 18:00