【本日注目の通貨ペア】ユーロ/ドル:材料次第で一段高も

 ユーロ/ドルは昨日、「ユーロ圏域内の一部の中銀総裁から、欧州中銀(ECB)のドラギ総裁の運営方針に異議を申し立てる計画がある」と報じられたことを受け、大規模な量的緩和に踏み切ることが難しくなったとの見方から、上昇した。明日のECB理事会を前に緩和期待がしぼんだ事で、足元のユーロは買い戻しが入りやすい状態と見る。また、欧州・米国の経済指標も、本日発表予定のものは重要度が高い。欧州の指標が良好で、かつ米国の指標が弱い、という結果になれば、やはりユーロ/ドルを押し上げる要因になろう。  ユーロ買い・ドル売りが強まった場合、まずは1.2600ドル台乗せが目標になるだろう。1.26ドル台を回復すれば、次のターゲットは20日移動平均線(執筆時点:1.26692ドル)と見る。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
ユーロ/ドルは昨日、「ユーロ圏域内の一部の中銀総裁から、欧州中銀(ECB)のドラギ総裁の運営方針に異議を申し立てる計画がある」と報じられたことを受け、大規模な量的緩和に踏み切ることが難しくなったとの見方から、上昇した。明日のECB理事会を前に緩和期待がしぼんだ事で、足元のユーロは買い戻しが入りやすい状態と見る。
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2014-11-05 18:15