東邦システムは急伸し新高値、株式分割や配当予想の実質増額修正を好感

 東邦システムサイエンス <4333> は4日続伸し、連日で年初来高値を更新。午前9時40分には283円高(27.05%高)の1329円を付けた。午前10時現在、東証1部では値上がり率トップ。5日引け後に株式分割を発表し、同時に配当予想を実質増額修正したことが好感されている。  株式分割は基準日を11月30日、効力発生日を12月1日とし、普通株式1株を2株に分割する。これに伴い、15年3月期の期末一括配当を25円から13円(分割前換算で26円)に見直し、実質増額修正となった。  株主優待制度(対象の株主に一律1000円のクオカード贈呈)の対象は100株(1単元)以上から200株以上に変更している。  なお、14年9月中間期の売上高は前年同期比27.5%増の58億9300万円、営業利益は同80.4%増の5億2700万円だった。中間期業績は10月15日に上方修正済み。通期業績は期初計画を据え置いており、売上高108億円(前期比3.0%増)、営業利益9億7000万円(同10.7%増)を見込んだ。(編集担当:宮川子平)
東邦システムサイエンスは4日続伸し、連日で年初来高値を更新。
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2014-11-06 10:00