いすゞが軟調、中間期営業益を増額も2ケタ減益を嫌気
いすゞ自動車 <7202> が朝方は小幅高に買われたものの、その後にマイナス転換。午前9時13分に31円安(2.1%安)の1484円まで売られている。
同社は5日引け後に、今3月期の9月中間期業績を発表している。
中間期の売上高は前年同期比0.8%増の8820億5600万円、営業利益は同14.7%減の770億1800万円となり、従来計画から売上高で約220億円、営業利益は約70億円の上積みとなった。
通期予想については、売上高を従来予想から100億円増額し1兆8500億円(前期比5.1%増)としたが、各利益は従来計画を据え置いている。
中間期の国内車両販売台数が前年同期比2ケタ増となったものの、タイのトラック・ピックアップトラックの販売急減もあり、海外販売台数は7.1%減少したことや、トヨタ自動車 <7203> の過去最高益更新が報じられるなか、同社の営業利益が前年同期比で15%近い減少となったことも売り要因となったもようだ。(編集担当:片岡利文)
いすゞ自動車が朝方は小幅高に買われたものの、その後にマイナス転換。午前9時13分に31円安(2.1%安)の1484円まで売られている。
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2014-11-06 10:45