洋インキHDが反落、中間期営業益は10億円未達との観測

 東洋インキSCホールディングス <4634> が反落。前場に23円安(4.3%安)の507円まで売られている。  同社の今3月期の9月中間期業績について、6日付の日本経済新聞が観測記事を掲載。売上高は1400億円弱、営業利益は90億円程度と見通している。  会社予想は売上高1400億円(前年同期比3.6%増)、営業利益は100億円(同3.4%減)の計画であるため、営業減益幅が拡大するとの見方が売りにつながったもようだ。  前期に買収した欧州企業の売上が上乗せとなるものの、国内インキ事業で消費増税前需要の反動減に見舞われたほか、原材料価格の上昇も利益を圧迫したとみられる。  また、会社側が営業利益で前期比9.0%増の215億円と見通している通期計画についても、修正の可能性が指摘され、懸念材料となっている。(編集担当:片岡利文)
東洋インキSCホールディングスが反落。前場に23円安(4.3%安)の507円まで売られている。
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2014-11-06 11:30