中国高速鉄道は「国の進歩」を映し出す!?=中国メディア

中国メディアの環球網は5日、海外メディアの目には中国高速鉄道が「中国の進歩」の縮図に映っているらしいとし、ドイツのメディアが「中国は今、模倣から革新の段階へと移行しつつあり、高速鉄道は中国の革新を代表する作品」と報じたことを紹介した。
記事は、ドイツ紙「ディ・ヴェルト(DIE WELT)」が報じた「世界最速の高速鉄道トップ10」において、中国の高速鉄道「CRH380」が平均時速316.6キロで1位になったと紹介。さらに、ドイツのウェブサイト「コップ(Kopp)」の報道として、「高速鉄道は中国の革新を代表する作品」であり、中国はスマートフォンも含め革新によって生み出された作品を世界に普及させようとしていると論じた。
また、朝鮮日報が10月31日に「中国高速鉄道の台頭は中国の“世界覇権戦略”と関係がある」と報じたことを紹介。高速鉄道は建設にかかわった国の規格で運営がなされることが多いとしたうえで、「中国は高速鉄道を通じて、他国に追随する側からルールを制定する側になろうと画策している」との分析もあると伝えた。
記事は中国の鉄道専門家である王夢恕氏の発言として、「資源備蓄が豊富とは言えない中国にとって、高速鉄道と資源を交換することができる高速鉄道の輸出は極めて大きな意義がある」と指摘した。(編集担当:村山健二)(写真はイメージ。「CNSPHOTO」提供)
中国メディアの環球網は5日、海外メディアの目には中国高速鉄道が「中国の進歩」の縮図に映っているらしいとし、ドイツのメディアが「中国は今、模倣から革新の段階へと移行しつつあり、高速鉄道は中国の革新を代表する作品」と報じたことを紹介した。(写真はイメージ。「CNSPHOTO」提供)
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2014-11-06 13:30