東応化が年初来高値に顔合わせ、中間期と期末の配当予想を増額修正
東京応化工業 <4186> が前場に65円高(2.0%高)の3250円まで上昇し、4日に付けた年初来高値に顔合わせした。後場も高値をうかがっている。
同社は5日引け後に、今3月期の配当予想を上方修正したことが材料視された。9月中間期と期末の配当予想をそれぞれ26円から30円に引き上げており、年間配当は60円を計画。前期から8円の増配を見通している。
連結配当性向30%以上の基本方針に基づき、業績動向や財政状態を勘案して決定したという。
同社は10月29日に中間期と通期の業績予想を上方修正しており、5日に発表された中間期業績は、ほぼ修正後の水準で着地した。売上高は420億5700万円(前年同期比7.6%増)、営業利益は67億700万円(同32.9%増)となっている。
半導体フォトレジストがスマートフォンやタブレット端末での需要増に応じ、出荷が拡大。業績に寄与した。(編集担当:片岡利文)
東京応化工業が前場に65円高(2.0%高)の3250円まで上昇し、4日に付けた年初来高値に顔合わせした。
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2014-11-06 14:00