サイバーとエイベックスが資本業務提携、サイバーが株式を取得
サイバーエージェント <4751> とエイベックス・グループ・ホールディングス <7860> が6日引け後、資本業務提携の締結で基本合意したと発表した。
両社はエイベックス子会社とサイバーの共同出資により、定額制音楽配信サービスの新会社を設立、音楽ストリーミングサービスに乗り出す。
また、合弁会社での事業推進のため、サイバーがエイベックスの株式を取得するという。取得方法や取得株数については現時点では未定としており、この件によるエイベックスの新株発行は予定していない。
エイベックスは同時に今3月期の業績予想を修正しており、営業利益は従来予想の130億円から82億円(前期比21.4%減)の減益予想に転じ、純利益は60億円から38億円(同44.0%減)に引き下げた。
映像事業において、映像配信サービスの費用が増加。一方で、会員数が計画を下回る見通しとなったことなどが響いたという。
同社の9月中間期業績は、売上高が前年同期比1.1%増の787億2900万円、営業利益は同66.4%減の17億7900万円で着地した。同社は10月末に中間期予想を大幅下方修正している。
サイバーの6日の終値は20円高の4390円、エイベックスの6日の株価は40円安の1603円となっている。(編集担当:片岡利文)
サイバーエージェントとエイベックス・グループ・ホールディングスが6日引け後、資本業務提携の締結で基本合意したと発表した。
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2014-11-06 15:30