【株式市場】好業績株など高いが後場は先物主導で日経平均6日ぶり反落
◆日経平均の前引けは1万6792円48銭(144円84銭安)、TOPIXは1356.35ポイント(15.41ポイント安)、出来高概算(東証1部)は31億8648万株
6日後場の東京株式市場は、売買開始直後に日経平均が本日高値の108円62銭高(1万7045円94銭)まで上げたものの、13時前から急速に下げて前日比マイナスに転換し、一時211円87銭安(1万6725円45銭)まで下げた。7年ぶりの1万7000円台に達し、日経平均の先物に評価益確保のヘッジ売りがまとまって出たとの見方があった。
ただ、たとえば昨日第2四半期決算を発表したトヨタ自動車 <7203> は一時的に軟化したものの堅調相場に復帰し、同じく明治ホールディングス <2269> や旭化成 <3407> 、楽天 <4755> は高値に進んだまま強い。日本通信 <9424> (JQS)が格安スマートフォンの普及促進観測に期待を強めて出直りを強め、リバーエレテック <6666> (JQS)はウェアラブル端末関連で注目との見方があり戻り高値に進み、10月末にかけて上場来の安値だったリアルタイムネット広告のフリークアウト <6094> (東マ)は出直りを強め、ミクシィ <2121> (東マ)は人気ゲームの韓国版を中旬に開始することなどが材料視されて全銘柄の売買代金トップに躍り出て高値更新となった。
東証1部の出来高概算は31億8648万株(前引けは13億7381万株)、売買代金は3兆2452億円(同1兆3242億円)。1部上場1833銘柄のうち、値上がり銘柄数は345(同846)銘柄、値下がり銘柄数は1418(同823)銘柄。
また、東証33業種別指数で値上がりした業種は水産・農林、繊維製品の2業種(前引けは17業種)となり、値下がり率の低い業種をみると ゴム製品、輸送用機器、サービス、化学、情報・通信、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
日経平均の前引けは1万6792円48銭(144円84銭安)、TOPIXは1356.35ポイント(15.41ポイント安)、出来高概算(東証1部)は31億8648万株。
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2014-11-06 16:00