日経平均は141円高で寄り付き、ディスコ、サイバーなど高い
7日の日経平均株価は、141円56銭高の1万6934円04銭で取引を開始した。
前日のNYダウが69ドル高と3日続伸し、連日で過去最高値を更新。外国為替市場で円安・ドル高が進行したことも追い風となり、日本株は堅調なスタートとなっている。
個別株では、今3月期の純利益予想を上方修正し配当予想も増額したディスコ <6146> が買い気配でスタート。通期が増益予想に転じた戸上電機製作所 <6643> や、1―9月期の純利益が45%増となったライオン <4912> も買い気配となっている。
また、業務提携し新会社を設立すると発表したエイベックス・グループ・ホールディングス <7860> とサイバーエージェント <4751> がともに急伸。今3月期純利益が4.6倍と予想した三井金属 <5706> 、今期営業益が2割増と観測されたダイキン工業 <6367> なども強い動きをみせている。
一方、「妖怪ウォッチ」関連の好調などで通期計画を増額したバンダイナムコホールディングス <7832> や、9月中間期の純利益は4%増となったスズキ <7269> は売り気配となっており、9月中間期の純利益が2%減となったクボタ <6326> が軟調となっている。
きょうの決算発表では、取引時間中にユニ・チャーム <8113> や三越伊勢丹ホールディングス <3099> 、三菱商事 <8058> など、引け後にはミクシィ <2121> 、ディー・エヌ・エー(DeNA) <2432> 国際石油開発帝石 <1605> 、NTT <9432> 、オリンパス <7733> 、SUMCO <3436> 、グリー <3632> などが四半期決算の発表を予定している。(編集担当:片岡利文)
7日の日経平均株価は、141円56銭高の1万6934円04銭で取引を開始した。
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2014-11-07 08:30