高田工は一時ストップ高、通期業績予想の上方修正を好感

　高田工業所 <1966> は急反発し、９月１１日の年初来高値を更新。午前９時１４分に１５０円ストップ高の９３１円を付けた。東証２部では値上がり率トップ。 　６日引け後に発表した１５年３月期業績予想の上方修正が好感された。売上高を４３８億円から４５０億円（前期比１３．４％増）、営業利益を７億円から１２億５０００万円（同２．４倍）に引き上げた。化学プラントの定修工事や製鉄プラント、電力設備などの建設工事が増加し、売上高が想定を上回る見通し。また、工事運営の効率化やコストダウンが寄与し、大幅増益を確保できると見込んだ。 　１４年９月中間期の売上高は前年同期比２０．８％増の２３４億７４００万円、営業利益は同４．７倍の９億５３００万円だった。中間期業績は８月に上方修正した水準も上回った。（編集担当：宮川子平）