APEC開催で「臨時休暇」!? 北京市民対象の「旅行商戦」ぼっ発=中国

北京市内の一部の企業および機関がアジア太平洋経済協力会議(APEC)期間中の7日-12日にかけて、社員・職員に休暇を与えるとしたことを受け、中国では北京市民を対象とした旅行商戦が展開されている。中国新聞社が5日付で報じた。
記事は、北京市内の旅行会社に対する取材したところ、「APEC期間中における海外旅行の申し込みが殺到しており、売り切れも続出している」と伝え、旅行者の急増によってすでに航空券は価格が上昇していると紹介した。
さらに、北京市内の一部の旅行会社ではすでに日本や韓国、タイなどへの旅行商品は売り切れとなっており、人気の渡航先によっては「国慶節」の大型連休中の価格よりも上昇していると伝えた。
また記事は、中国メディアの参考消息による報道として、アシアナ航空では北京と韓国を結ぶ路線の11月上旬の搭乗率は例年であれば50-80%であるのに対し、今年はほぼ100%に近い状況だと紹介。さらにアシアナ航空はAPEC期間中の特別措置として275-300座席の中型・大型旅客機を投入する計画だと伝えた。
さらに、中国各地の観光地が北京市民を対象とした優待価格を相次いで打ち出していることを紹介し、APEC期間中の北京市での旅行商戦は国内旅行においても同様に盛り上がっていると報じた。(編集担当:村山健二)(写真は中国新聞社の5日付報道)
北京市内の一部の企業および機関がアジア太平洋経済協力会議(APEC)期間中の7日-12日にかけて、社員・職員に休暇を与えるとしたことを受け、中国では北京市民を対象とした旅行商戦が展開されている。中国新聞社が5日付で報じた。(写真は中国新聞社の5日付報道)
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2014-11-07 09:45