ライオンが年初来高値、今12月期3Q営業益は3割増と拡大
ライオン <4912> が急反発。8月19日に付けた年初来高値636円を更新し、午前9時53分に41円高(6.9%高)の638円まで買われている。
同社は6日引け後に、今12月期の1―9月期決算を発表。売上高は2653億500万円(前年同期比5.2%増)、営業利益は73億4300万円(同30.1%増)に拡大した。
市場コンセンサスに対して、売上高で12億円超、営業利益で5億円以上の上積みとなったことなどが買い要因となっている。
歯磨き製品・歯ブラシが好調となり、ハンドソープも売上が増加。オーラルケア分野、ビューティケア分野がともに前年同期比で2ケタ売上増となった結果、一般消費財事業の営業利益は4割増加した。また、海外でもタイで歯ブラシやボディーソープが好調に推移するなど販売が拡大している。
通期予想は従来計画を据え置き。売上高は前期比2.3%増の3600億円、営業利益は同10.9%増の120億円を計画している。(編集担当:片岡利文)
ライオン <4912> が急反発。8月19日に付けた年初来高値636円を更新し、午前9時53分に41円高(6.9%高)の638円まで買われている。
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2014-11-07 10:45