ヤフーは朝高後に軟化、三菱UFJモルガン証が「中立」に格下げ

 ヤフー <4689> は寄り付き直後に19円高の642円を付けたものの、買いは続かず、その後は利益確定売りに押されて軟化。午前10時すぎにはマイナス圏へ沈んだ。前場終値は4円安の619円。  三菱UFJモルガン・スタンレー証券が14日付リポートで、投資判断を「アウトパフォーム(強気)」から「ニュートラル(中立)」に引き下げた。株価上昇を格下げの理由にあげており、eコマース戦略の成果への期待が過剰に織り込まれることを株価の上昇リスクとした。  一方、同証券は1月にスタートした「Yahoo!プレミアムDSP」による売上高の増加などを見込み、14年3月期の売上高を3872億3200万円(前期比12.9%増)、営業利益を2006億4400万円(同7.7%増)と予想。来期は売上高4417億3400万円、営業利益2398億6700万円と想定した。目標株価については600円から660円に引き上げている。(編集担当:宮川子平)
ヤフーは寄り付き直後に19円高の642円を付けたものの、午前10時すぎにはマイナス圏へ沈んだ。
japan,company
2014-01-15 11:30