日本エスコンがプラス転換し高値更新、配当予想の上方修正や自社株買いなど好感

 日本エスコン <8892> が後場にプラス圏へ浮上し、1月20日の年初来高値を上回った。午後0時48分には17円高(10.05%高)の186円を付けている。  7日前引け後に14年12月期の配当予想(期末一括)を従来の2円から3円(前期は1円)に引き上げたことが好感された。同時に210万株(発行済株式総数の3.0%)・3億円を上限とした自己株式取得を発表したことも支援材料。取得期間は14年11月17日―15年3月24日。また、上場市場をジャスダックから東証1部または2部に変更する準備に着手したことも明らかにしている。  なお、第3四半期の売上高は前年同期比9.3%増の96億7700万円、営業利益は同41.9%増の16億7000万円だった。通期業績は従来計画を据え置いており、売上高188億5000万円(前期比39.0%増)、営業利益27億6000万円(同49.6%増)を見込んでいる。(編集担当:宮川子平)
日本エスコンが後場にプラス圏へ浮上し、1月20日の年初来高値を上回った。
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2014-11-07 12:45