スズキは6%安、中間期営業益が未達、格下げも売り要因に
スズキ <7269> が3日続落。午後1時6分に243.5円安(6.5%安)の3483円まで売られている。
同社は6日引け後に今3月期9月中間期業績を開示、売上高は前年同期比4.4%増の1兆4306億8900万円、営業利益は同0.3%増の905億2800万円となった。
従来計画と比較し、売上高は約300億円の上積みとなったが、営業利益は5億円程度の未達となり、市場コンセンサスとの対比では、売上高が約250億円、営業利益は50億円近く下回っている。
国内自動車販売はOEM売上の増加で3%超の増加となり、海外も欧州やアジアの堅調で売上が約5%増加した。また、営業利益は日本やインドネシアなどで減益となったものの、為替に寄与もあり、増益で着地している。
同社株は4日に3848円の年初来高値を付けていたこともあり、営業利益の市場予想比での下ブレで失望売りが出たほか、国内証券が同社の投資判断を引き下げたことも売りにつながったもようだ。(編集担当:片岡利文)
スズキが3日続落。午後1時6分に243.5円安(6.5%安)の3483円まで売られている。
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2014-11-07 13:30