消費者のクレーム案件、中国・河北省で「自動車のアフターサービス」が増加傾向=中国メディア

 中国メディア・河北日報は7日、河北省消費者協会が先日発表した今年第3四半期の同省における消費者クレーム案件について、家電製品や服飾品のほかに自動車のアフターサービスにかんする案件が増加傾向にあると報じた。  記事は、今年第3四半期に同省内で受理した消費者クレーム案件が2379件に上り、携帯電話やパソコンを主とする家電製品にかんする内容が735件、服飾製品にかんするものが476件に達したと紹介し、家電ではアフターサービスが、服飾品では製品の品質が主なクレームの内容となったことを伝えた。  また、自動車購入熱の高まりにつれて自動車のアフターサービスにかんするクレームが増加傾向にあるとし、今年第2四半期より15.69%増の59件にのぼったとした。  自動車にかんする主なクレームの内容には、使用して1カ月でバッテリーが切れるなどの品質問題、技術レベルの低さやいい加減な態度といった修理サービスの質、修理において非純正部品を勝手に使用された問題などを挙げた。  そして、同協会の責任者が消費者に対し、修理では関連書類の収集に気を付けること、サービス内容や部品の価格、工賃をチェックすること、口頭ではなく書面上で合意すること、修理前には可能な限り知識のある人に頼んで故障内容の事前検査をしてもらい、業者に騙されないようにすることなどを呼びかけたとした。  記事はこのほか、飲食や宿泊、美容などといったサービス分野でのクレームも前の四半期に比べて約14%増加したことを併せて紹介した。(編集担当:今関忠馬)
中国メディア・河北日報は7日、河北省消費者協会が先日発表した今年第3四半期の同省における消費者クレーム案件について、家電製品や服飾品のほかに自動車のアフターサービスにかんする案件が増加傾向にあると報じた。
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2014-11-07 14:00