Vテクが今期計画を減額修正、大型案件の売上計上を断念

 ブイ・テクノロジー <7717> が7日引け後、今3月期の業績予想を下方修正している。  売上高は210億円から180億円(前期比37.7%増)に引き下げ、営業利益は23億円から10億円(前期の2.5倍)に大幅減額した。  中国や台湾向けの検査関連装置・露光装置の大型案件などについて、従来は今期の売上計上を見通していたものの、パネルメーカーの設備投資延伸・建設工事の遅れにより今期の計上を断念したという。  同時に発表された9月中間期業績は、売上高が41億3900万円(前年同期比34.4%減)、営業損益は6億1900万円の赤字(前年同期は3億4800万円の黒字)に終わっている。  未定としていた中間期・期末の配当予想については、中間期・期末ともに18.75円と発表した。年間では37.5円(前期は実質25円)の計画となる。  Vテクの7日の終値は、94円安の2581円。同社株は2月4日に2235円の年初来安値を付けている。(編集担当:片岡利文)
ブイ・テクノロジーが7日引け後、今3月期の業績予想を下方修正している。
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2014-11-07 21:15