テンプHDが主要セグメント好調で業績予想を増額

■下期も好調持続なら通期予想は一段上ぶれる可能性   テンプホールディングス <2181> は7日の大引け後に業績予想の増額修正を発表し、第2四半期の連結業績予想(4~9月、上期)は、営業利益を従来予想を24.4%(20億円)引き上げて102.0億円の見込み(前年同期比では35.9%増加)とし、純利益は同じく32.6%(14億円)引き上げて57.0億円の見込み(同61.9%増加)とした。主要な事業セグメントの売上高が当初予定を上回ったことによる増益効果が表われた。売上高は従来予想を3.4%(64億円)引き上げた。   これを受け、3月通期の連結業績予想も全体に増額し、売上高は従来予想を1.7%(65億円)引き上げて3965億円の見込み(前期比では9.4%増加)とし、営業利益は同じく9.5%(20億円)引き上げて230億円の見込み(同23.7%増)とし、純利益は同じく11.7%(14億円)引き上げて134億円の見込み(同35.9%増)とした。増額後の予想1株利益は142円07銭。   上期の引き上げ額と通期の引き上げ額が売上高、営業・経常・純利益ともほぼ同じ額のため、通期の予想は上期の分のみ上乗せし、下期の展開については増加を見込んでいないことになる。しかし、上期は「特に派遣セグメントにおいて、派遣需要が引き続き増加傾向であり業績は順調」なため、下期も従来予想を上回る可能性がある。このため、下期の動向によっては通期予想が一段と上ぶれる可能性があるといえる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
テンプホールディングス<2181>(東1)は7日の大引け後に業績予想の増額修正を発表し、第2四半期の連結業績予想(4~9月、上期)は・・・。
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2014-11-08 17:00