ニチモウが買い先行、9月中間期業績を上積み

 ニチモウ <8091> が買い先行。午前9時48分に4円高(2.1%高)の198円まで上昇した。同社は7日引け後に、今3月期の9月中間期決算を開示し、好感されている。  中間期の売上高は533億2000万円(前年同期比5.0%増)と従来予想を約53億円超過し、増収で着地。営業利益は6億9000万円(前年同期の4.5倍)となり、従来予想から4億円近い上積みとなっている。  食品事業で原料価格の高騰などが影響したものの、機械事業において生産設備や製造プラントの受注が進み、中国向けのプラントの大型案件受注なども寄与したという。  通期予想については、為替変動の不透明感や食品事業での原料買付け価格の高騰などを考慮し、売上高1020億円(前期比1.5%減)、営業利益10億円(前期の4.3倍)の従来予想を据え置いている。  同社株は1月16日に210円の年初来高値を付けている。(編集担当:片岡利文)
ニチモウが買い先行。午前9時48分に4円高(2.1%高)の198円まで上昇した。
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2014-11-10 10:00