ミクシィが急落、中間期は市場予想を超過も利益確定売りに押される

 ミクシィ <2121> が急落。売り気配でスタートし、前場に540円安(8.3%安)の5990円まで下落した。  同社は7日引け後、今3月期の9月中間期決算を発表。未定としていた通期計画を開示している。  中間期の売上高は349億5400万円(前年同期の8.8倍)となり、営業利益は143億5000万円(前年同期は3億9800万円の赤字)に黒字転換。市場コンセンサスとの対比でも、売上高・営業利益ともに上回った。  SNSサービス「mixi」の売上減が続いているものの、スマホゲーム「モンスターストライク」の利用者が急増し、10月には全世界の利用者が1500万人と突破。売上・利益がともに拡大したという。  これまで未定としていた通期の業績予想については、売上高1000億円(前期の8.2倍)と見通し、営業利益は450億円(前期は4億8000万円)の計画とした。  10日の株価は、同社株が6日に6970円の年初来高値を付けるなど高値圏にあったことで、利益確定売りが出たものとみられる。(編集担当:片岡利文)
ミクシィが急落。売り気配でスタートし、前場に540円安(8.3%安)の5990円まで下落した。
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2014-11-10 11:30