オリンパスが反落、通期予想の据え置きで失望売りも

 オリンパス <7733> が急反落。前場に200円安(4.7%安)の4065円まで売られた。  7日引け後に、同社は今3月期の9月中間期業績を開示。増額が期待された通期利益予想を据え置いたことで、失望売りが出たとみられる。  同社の中間期業績は、売上高は3550億1300万円(前年同期比6.3%増)、営業利益は384億2600万円(同34.8%増)、純利益は223億3100万円(前年同期は79億3800万円の赤字)で着地している。  オリンパスは10月31日に中間期予想を修正済となっており、従来計画から売上高を減額した一方、消化器内視鏡の好調などで各利益を増額していた。  通期計画は従来予想が据え置き、売上高は7600億円(前期比6.5%増)、営業利益は880億円(同19.8%増)を見通している。同社株は前週6日に年初来高値を更新し、4310円まで上昇していたことも利益確定売りにつながったもようだ。(編集担当:片岡利文)
オリンパスが急反落。前場に200円安(4.7%安)の4065円まで売られた。
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2014-11-10 13:45