日経平均は88円高スタート、米株高を好感、円安も支援材料

 11日の日経平均株価は前日比88円96銭高の1万6869円49銭で寄付いたあと、上げ幅を130円超に拡大した。NYダウが最高値を更新したことを受けて東京市場でも買いが先行。ドル・円が115円に接近するなど円安基調を強めたことも支えになっている。  個別では、15年3月期業績予想を上方修正した住友金属鉱山 <5713> や利益予想を上方修正したシチズンホールディングス <7762> などが買い気配スタート。期末配当予想を上方修正した島津製作所 <7701> も買いを集めた。14年9月中間期で営業黒字に転じた戸田工業 <4100> も高い。  半面、15年3月期業績予想を下方修正したゼンショーホールディングス <7550> は売りを浴びた。14年12月期第3四半期で最終減益の堀場製作所 <6856> もさえない。15年9月期は上期で大幅減益を見込んだCEホールディングス <4320> も軟調。  きょうは取引時間中に大林組 <1802> 、鹿島 <1812> などの14年9月中間期の決算発表が予定されているほか、引け後は太平洋セメント <5233> 、ダイキン工業 <6367> などが中間期決算を発表する予定。(編集担当:宮川子平)
11日の日経平均株価は前日比88円96銭高の1万6869円49銭で寄付いたあと、上げ幅を130円超に拡大した。
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2014-11-11 09:15