シチズンHDが急反発、15年3月期利益予想の上方修正で最終増益予想に転じる

 シチズンホールディングス <7762> が急反発し、午前9時46分に76円高(10.01%高)の835円を付けた。東証1部では値上がり率上位。10日引け後に発表した15年3月期業績予想の修正で、従来の最終減益見通しが一転した。  売上高は3270億円から3230億円(前期比4.2%増)に下方修正したものの、営業利益を270億円から277億円(同16.8%増)に増額。純利益は165億円から185億円(同6.1%増)に引き上げ、増益予想に転じた。上期に為替が円安で推移したことが主な要因。下期の想定為替レートは1ドル=105円、1ユーロ=135円とした。  14年9月中間期の売上高は前年同期比6.3%増の1559億6500万円、営業利益は同30.4%増の123億9800万円、純利益は同49.0%増の98億5700万円だった。工作機械事業は自動車産業を中心に堅調で増収増益を確保できた。(編集担当:宮川子平)
シチズンホールディングスが急反発し、午前9時46分に76円高(10.01%高)の835円を付けた。
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2014-11-11 10:00