日経平均は386円高、前日大幅安の反動で
15日の日経平均株価は前日比386円33銭高の1万5808円73銭と、前日大幅安(489円安)の反動もあって急反発し、高値で引けた。
米国株高やドル・円の上昇を受けて、東証1部では主力株を中心に買い戻しが先行。京セラ <6971> などハイテク株や、三井不動産 <8801> など不動産株、三菱倉庫 <9301> など倉庫株、第一生命保険 <8750> など保険株が堅調に推移し、ファーストリテイリング <9983> 、ファナック <6954> など指数寄与度の高い銘柄も物色された。
個別では、13年11月中間期で黒字に転じたタケダ機械 <6150> や吸収性止血材が欧州の安全規格に適合したスリー・ディー・マトリックス <7777> などがストップ高。宇宙ごみ除去技術への期待が続いた日東製網 <3524> は連日で上昇した。北米LNG事業で米建設大手と提携した千代田化工建設 <6366> は新高値。また、脱原発を掲げる細川元首相の都知事選への立候補表明が思惑を呼び、省電舎 <1711> 、大崎電気工業 <6644> など省エネ関連銘柄の上昇も目立った。
半面、前期で計画下ブレ着地のユーシン <6985> は売りが先行。14年8月期第1四半期で大幅減益のジェイアイエヌ <3046> は国内証券による投資判断の引き下げも観測されて急落した。14年2月期の純利益予想を下方修正した古野電気 <6814> も軟調。(編集担当:宮川子平)
15日の日経平均株価は前日比386円33銭高の1万5808円73銭と、前日大幅安(489円安)の反動もあって急反発し、高値で引けた。
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2014-01-15 14:00