住友鉱が急伸、今期業績を上方修正、増配予想に転換
住友金属鉱山 <5713> が急伸。寄り付き直後に108.5円高(7.1%高)の1635.5円まで買われている。
同社は10日引け後に今3月期の9月中間期業績を上積みし、通期計画を上方修正。配当予想を増額したことも好感された。
中間期業績は、売上高を従来計画から約95億円上積みし4454億7000万円(前年同期比7.1%増)で着地。営業利益は計画比で100億円超上回り、552億8700万円(同35.8%増)に拡大した。
また、通期予想は売上高を従来予想の8650億円から9220億円(前期比11.0%増)に、営業利益は930億円から1160億円(同53.8%増)に上方修正。純利益は770億円から1060億円(同32.1%増)に大幅増額し、増益予想に転じている。
中間期までの非鉄金属価格の上昇や、為替の円安進行が寄与したほか、車載向けや電子部品向け材料は下期も好調維持が見込まれることが要因となった。
同社は業績修正を勘案し、今期の配当予想も変更している。従来は17円の計画としていた中間期配当を24円に増額。期末配当予想は18円から24円に上積みし、年間では48円(前期は37円)と一転しての増配見通しに修正している。(編集担当:片岡利文)
住友金属鉱山が急伸。寄り付き直後に108.5円高(7.1%高)の1635.5円まで買われている。
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2014-11-11 11:30