オリジンは高値更新、15年3月期業績予想を再上方修正

 オリジン電気 <6513> は後場に上げ幅を拡大し、年初来高値を19円高(4.23%高)の468円に切り上げた。11日前引け後に14年9月中間期の決算を発表し、同時に15年3月期(通期)業績予想を上方修正したことが買い材料視された。  中間期の売上高は前年同期比33.8%増の182億7600万円、営業利益は16億500万円(前年同期は1億1700万円の赤字)、純利益は10億7600万円(同4300万円の赤字)だった。スマートフォン、タブレット利用によるデータ量増加でLTEなどの携帯端末向け基地局用電源の販売が好調に推移。MDBと自動車部品用大型溶接機の販売も順調だった。  通期業績予想は、売上高を342億円から345億円(前期比11.3%増)、営業利益を19億円から24億円(同2.8倍)、純利益を11億5000万円から14億5000万円(同3.0倍)に引き上げている。今期業績予想の上方修正は同社にとって2度目。(編集担当:宮川子平)
オリジン電気は後場に上げ幅を拡大し、年初来高値を19円高(4.23%高)の468円に切り上げた。
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2014-11-11 13:00