ホンダが続落、新型高級車発表もリコール問題を懸念

 ホンダ <7267> が続落している。小型ハイブリッド車(HV)「フィット」などでリコールが相次ぐなか、新型車に対しても売れ行きを不安視する見方が強まっている。  同社は10日、高級セダン「レジェンド」をHVとして新たに2015年1月22日から発売すると発表。同車種のモデルチェンジは約2年半ぶりで、新型車には同社が開発する先進的なハイブリッドシステムなどを搭載する。だが期待とは裏腹に株式市場での評価は芳しくない。きょう同社株は前場から売り優勢の展開となり、一時前日比123.5円安(3.44%安)の3465円まで値を下げた。  11月10日終値ベースでの年初来騰落率を見ても、日産自動車 <7201> が17.70%、トヨタ自動車 <7203> が4.55%それぞれ上昇する中、ホンダは17.12%の下落と「ひとり負け」の状態が続いている。(編集担当:松浦直角)
ホンダが大幅続落している。
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2014-11-11 12:30