東精密が今期業績予想を修正、配当金も増額し大幅増配計画に

 東京精密 <7729> が11日引け後、今3月期の通期業績予想を上方修正し、配当予想も増額している。  通期予想については、売上高を従来予想600億円から620億円(前期比12.2%増)に、営業利益を94億円から100億円(同18.1%増)に上積み。純利益は60億円から73億円(同24.6%増)に増額した。  9月中間期業績で半導体製造装置部門や計測機器部門が増収増益となり、下期は半導体製造装置の需要に不透明感はあるもののの、通期では計画を上回る見通しとなったという。  同社の中間期業績は売上高が前年同期比15.4%増の327億4400万円、営業利益は同30.5%増の56億9900万円で着地。従来計画から売上高で7億円超、営業利益は約4億円の上積みとなった。  また、同社は好業績などを要因として、今期の配当予想を修正している。従来は中間期・期末配当をそれぞれ15円と見通していたが、各22円に増額。年間では44円(前期実績は23円)となり、大幅増配の計画に変更している。  東精密の11日の終値は、38円高の1914円となっている。(編集担当:片岡利文)
東京精密が11日引け後、今3月期の通期業績予想を上方修正し、配当予想も増額している。
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2014-11-12 06:15