富士フイルムが後場急伸、中期経営計画で年初来高値更新

 富士フイルムホールディングス <4901> が急伸。後場に発表された中期経営計画を受けて一時191.5円高(5.14%高)の3910円を付け、11月6日の年初来高値を更新した。11日終値は118.5円高の3837円。  同社は11日午後2時30分、15年3月期年から17年3月期の中期経営計画を発表。配当と自社株買いを通じて、3年間の間に2000億円強の株主還元を実施するとした。ROE(株主資本利益率)については17年3月期に7%まで引き上げる目標を掲げる。  なお、ドイツ証券による目標株価の引き上げも観測された。10日付で目標株価を従来の4000円から4500円へ引き上げ、投資判断は「バイ(買い推奨)」を継続した。ヘルスケア事業の利益貢献度拡大が株価に反映されてくると見込む。(編集担当:松浦直角)
富士フイルムホールディングスが後場に急伸。
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2014-11-11 16:45