飯田GHDが通期予想を修正、営業益は300億円超の引き下げ
飯田グループホールディングス <3291> が11日引け後、今3月期の9月中間期業績を開示し、通期予想を減額修正した。
中間期の売上高は5439億5900万円、営業利益は244億5400万円となった。同社は前期が変則決算のため前期比較はできないものの、従来予想と比べると、売上高が約130億円の未達となり、営業利益は91億円超下回っている。
消費税の引き下げに伴う購入意欲の減退や、増税後の様子見による購入見合わせなどが影響し、過剰供給となり値引き圧力が強まったことが響いた。また、増税分の転嫁対策として定められた外税表示の特例が認められなかったことで、増税分の販売価格への転嫁が難しい状況であったことも要因としている。
通期業績予想については、売上高を従来計画の1兆2300億円から1兆1790億円に引き下げ。営業利益は819億円から474億円へと、345億円の大幅減額となる。
飯田GHDの11日の終値は17円高の1268円。同社株は10月21日に、1038円の年初来安値を付けている。(編集担当:片岡利文)
飯田グループホールディングスが11日引け後、今3月期の9月中間期業績を開示し、通期予想を減額修正した。
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2014-11-11 21:45