「まつ毛の日」にアンケ結果発表・・・メークしすぎの「残念まつ毛」が多種出現=業界大手・アンファー

オリジナルのエイジングケア商品を展開するアンファー(本社・東京都千代田区)は「美しいまつ毛の日」の11月11日(一般社団法人・日本記念日協会認定)、全国の20-30代の男女500人を対象に行った「女性のまつ毛メーク」に関する意識・実態調査の結果を発表した。メークをやりすぎてしまい、結果的に「“ブスまつ毛”状態になっている女性が多いことが分かったという。アンファーは同日、まつ毛に関する情報をまとめたWEBサイト『#まつ育アカデミー』をオープンした。
20-30代の女性250人に、「普段、メークをするときに、最も力を入れているのはどこですか?」と質問したところ、最も多かった回答は「アイメーク」で49%。2位の「ベースメーク」(32%)を大きく上回った。
「まつ毛メークは女性の見た目を大きく左右すると思いますか?」と聞いたところ76%が「そう思う」と回答。「まつ毛メークへのこだわりの有無」を聞くと、36%が「こだわりがある」と答えた。
「イベントが多い秋冬には、まつ毛メークにも力を入れたいと思いますか?」という質問には、77%が「そう思う」と回答。クリスマスや年末年始など、イベントラッシュのこれからの時期には、まつ毛メークに普段以上に気合いを入れたいという女性が多いようだ。
一方で、「まつ毛メーク」をやりすぎてしまい、結果的に残念な“ブスまつ毛”状態になっている女性も多いようだ。「残念な“ブスまつ毛”状態の女性を見たことがありますか?」と聞いたところ、女性では68%と約7割、女性の細かなメークには気づきにくい男性でも36%と、3人に1人以上が「ある」と回答しました。
これまで、「まつ毛メーク」を張り切りすぎて失敗する例としては、マスカラのダマによっておこる「ひじきまつ毛」が定番とされていた。しかし、今回の調査で、その他の「新種の“ブスまつ毛”」もかなり多く「目撃」されていることが分かった。
“古典的”な「ひじきまつ毛」を目撃したという人は72%だったのに対して、“新種”と考えられる「ヤマンバまつ毛」(つけまつ毛・エクステを無駄につけ、ヤマンバのような外見に)の目撃率は76%と、「ひじきまつ毛」を上回った。
その他にも、つけまつ毛のズレ、はがれによって福笑い状態になった「福笑いまつ毛」(67%)、まつ毛を根元からビューラーで急激に上げ、角度が90度になってしまった「直角まつ毛」(50%)、まつ毛エクステがメンテナンスできず、一部が抜けてスカスカになった「貧乏まつ毛」(49%)、つけまつ毛やエクステがくっついて、まつ毛の向きがバラバラになった「ムカデまつ毛」(46%)など、新種の“ブスまつ毛”が相当に多いことが分かった。
アンファーは、「ここ数年で『まつ毛メーク』の手法が多様化したことが、さまざまな新種の“ブスまつ毛”が登場する一因になっている」との見方を示した。
回答者に、“ブスまつ毛”との「出会い」の状況を尋ねたところ、「職場の後輩と遊園地に行った時、絶叫マシンに乗るたびに、まつ毛がどんどんズレて怖かった。」(36歳・女性)、「気合いを入れてメークしたのはわかるが、乱れているとむしろ無神経さや品のなさを感じる。」(38歳・男性)、「容姿が良かったとしても、まつ毛ひとつがダメだと、かなり台無し。」(34歳・男性)など、小さなパーツではあるが、“ブスまつ毛”を目撃した人は男女問わず、かなり「がっかり」してしまうことが浮き彫りになった。
アンファー・エイジング研究所の中本万里子研究員は、「“ブスまつ毛”状態は、『見た目』もさることながら、まつ毛への負担も大きい」、「誤ったビューラーの使い方や、つけまつ毛の雑な取扱い、まつ毛エクステの継続的な利用などは、地まつ毛に大きなダメージを与えることが多い」と注意を促した。
アンファーによると、「365日、スキのない目元でいたい」と願う女性に対して「まつ毛を育てるという意識と行動が大切」、「ビューラーのゴムはこまめに付け替える、まつ毛美容液で地まつ毛そのものを元気にするなど、日常的なケアを心がけましょう」とアドバイス。「まつ毛は頭髪よりヘアサイクルが短いので、しっかりとケアしていれば、効果が現れやすい部分」という。
アンファーは、まつ毛美容液市場シェア第1位「スカルプD ボーテ ピュアフリーアイラッシュ」を展開しており(注)、「美しいまつ毛の日」である11日、現代女性に対して正しいまつ毛ケアの情報を提供することを目的としたまつ毛の情報サイト『#まつ育アカデミー』をオープンした。
同サイトには上記の調査結果のほか、まつ毛の正しい知識を問う「まつ育統一テスト」など、まつ毛をテーマにしたコンテンツを大量に盛り込んだ。アンファーによると、今後も、女性のみなさまに『まつ育』を通じてイキイキとした美しいまつ毛を目指していただくべく、まつ毛に関するさまざまな情報を配信」していくという。
注:
トリートメント・マスカラ市場(ブランドシェア)2013年実績(富士経済調べ)
(編集担当:中山基夫)
オリジナルのエイジングケア商品を展開するアンファー(本社・東京都千代田区)は「美しいまつ毛の日」の11月11日(一般社団法人・日本記念日協会認定)、全国の20-30代の男女500人を対象に行った「女性のまつ毛メーク」に関する意識・実態調査の結果を発表した。
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2014-11-11 19:15