富士フイルムが連日の年初来高値、年明けにアビガンがエボラ治療薬承認との思惑

 富士フイルムホールディングス <4901> は大幅に続伸し、連日で年初来高値を更新。午前9時13分には261円高(6.80%高)の4098円を付けた。4000円台回復は08年6月以来。富山化学工業が開発したインフルエンザ薬の「アビガン錠(一般名:ファビピラビル)」が年明けにもエボラ出血熱の治療薬として承認されるとの思惑買いが流入したもよう。  富士フイルムが11日に発表した中期経営計画の説明会で、早ければ年内に「アビガン錠」のエボラ出血熱に対する治験の結果が判明する見通しであることを明らかにした。結果が出てから1カ月ほどで承認されるという。  アビガン錠の治験は11月中旬からフランス、ギニア両国政府が実施する。(編集担当:宮川子平)
富士フイルムホールディングスは大幅に続伸し、連日で年初来高値を更新。
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2014-11-12 09:30