【今日のドル円】日本の政局が焦点に、さらに円売り圧力強まるか
ドル/円相場は昨日、消費税増税延期観測を背景とする株高を受け、116円台乗せを達成した。ただ、米国とカナダが休日で市場参加者の少ないNY市場中に115.033円まで下押し、今朝再び116.00円台を回復するなど、かなり荒い値動きとなっている。
本日も日米に関しては大きな経済イベントの予定はないが、主要国株価や金利の動向を確認しつつ、日本の衆院解散・総選挙などに関する報道があれば神経質に反応する可能性がある。実際、今朝も産経新聞が「安倍首相は月内に衆院を解散し、12月中に総選挙を断行する意向を固めた」との報道によって、早朝に円安が進んだ。消費増税が延期されるとの期待が強まれば、さらに円売り圧力が強まりそうだ。
ただ、やはり上昇が急な分、下げる時の速度も早く、値幅も大きくなりがちである点は留意しておきたい。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
ドル/円相場は昨日、消費税増税延期観測を背景とする株高を受け、116円台乗せを達成した。ただ、米国とカナダが休日で市場参加者の少ないNY市場中に115.033円まで下押し、今朝再び116.00円台を回復するなど、かなり荒い値動きとなっている。
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2014-11-12 10:00