P&Pホールディングスの第2四半期連結業績は大手コンビニの出店増加に伴う棚卸サービスの需要増加などで増収

■営業利益は平均時給単価が上昇したことで減益  P&Pホールディングス <6068> (JQS)の今期15年3月期第2四半期連結業績は、大手コンビニの好調な業績に支えられた出店増加に伴う棚卸サービスの需要増加等もあり増収となったが、営業利益は平均時給単価が上昇したことで減益となった。  第2四半期連結業績は、売上高126億89百万円(前年同期比3.1%増)、営業利益1億26百万円(同24.8%減)、経常利益1億70百万円(同1.9%増)、純利益△62百万円(前年同期51百万円)となった。  最終利益が赤字となった要因は、第1四半期に計上した事業整理損に加え、事業構造改善費用として引越しに関わる費用を特別損失として計上したことによる。  同社の事業は、SPOサービス、BYSサービス、HRサービス、その他サービスの4つに分けられる。  SPOサービスでは、放送・通信キャリア、一般消費材メーカー及び各関連企業を中心に販売支援・営業支援に係る各種サービス業務および生鮮技術者派遣・請負、レジ業務派遣、その他小売店・専門店における各種サービスを総称している。第2四半期の売上高は、62億29百万円(同2.5%減)であった。  BYSサービスとは、バックヤードサポートサービスの略称で、小売店舗・倉庫の商品棚卸代行業務や、販売プロセスのバックヤード作業を支援するサービス(商品仕分け、梱包)等を総称している。第2四半期の売上高は、42億23百万円(同23.5%増)と大幅増収であった。  HRサービスとは、ヒューマンリソースサービスの略称で、事業者向けコールセンター派遣・請負、事務・IT人材派遣、人材紹介などである。第2四半期の売上高は、22億02百万円(同10.7%減)となった。  その他サービスは、webSPOサービス、海外支援サービス等で、第2四半期売上高は、34百万円(同12.5%増)。  今期通期連結業績予想は、売上高280億円(前期比7.1%増)から300億円(同14.7%増)、営業利益6億(同8.8%増)から7億50百万円(同36.0%増)を見込んでいる。  株価の動きを見ると、8月8日安値283円から9月3日326円まで反発したが、その後は上値が重くなり、全般地合い悪化も影響して10月14日と15日の302円まで調整した。ただし300円台を割り込むことなく足元では切り返しの動きを強めている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
P&Pホールディングス<6068>(JQS)の今期15年3月期第2四半期連結業績は、大手コンビニの好調な業績に支えられた出店増加に伴う棚卸サービスの需要増加等もあり増収となったが、営業利益は平均時給単価が上昇したことで減益となった。
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2014-11-12 10:00